| は |
バイオフィルム |
薄い膜状のネバネバした物質に包まれた、複数の細菌の集まりのこと。抗菌剤などに強い抵抗力を持つ。歯に付いたバイオフィルムは、歯みがきだけではなかなか取り除けない。プラーク(歯垢)はバイオフィルムの総称。 |
| バイト |
上の歯と下の歯との噛み合せの位置関係。BTとも略す。 |
| 歯ぎしり |
歯ぎしりをすると歯の噛み合わせが変わり、腰痛、頭痛や肩凝りなどの不定愁訴が起こり、ひどい場合は歯のエナメル質が磨り減り、冷たいものがしみるようになったり、顎関節症になる。 |
| バキューム |
治療の際、口の中から唾液や削った歯の粉などを吸い取る、細長いノズルがついた治療機器のこと。 |
| 8020(はちまるにいまる)運動 |
厚生労働省が推進する、80才で20本自分の歯を残そうという運動。日本人の平均は80才で5本。欧米は17本。 |
| 抜糸(ばついと) |
文字通り、縫合糸(ほうごうし)を除去する操作。通常一週間前後で抜糸する。又、吸収性の自然に無くなるタイプもある。 |
| 抜髄(ばつずい) |
虫歯が進んで歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)が炎症を起こしたために保存的処置ができなくなり取り除くこと。 |
| 抜去(ばっきょ) |
歯を抜くこと。 |
| 抜歯(ばっし) |
歯を抜くこと。 |
| 抜歯後感染 |
歯を抜く事によって生じた傷を抜歯創といい、その抜歯創に生じた感染を抜歯後感染と呼ぶ。抜歯後2〜4日で抜歯創に急性の炎症が現れ、放置すると重篤な症状を表す場合もある。 |
| 歯の数と種類 |
生後間もなく生え始める乳歯20本、前から乳切歯、乳側切歯、乳犬歯、第一乳臼歯、第二乳臼歯。6歳ぐらいから生え始める永久歯32本、切歯、側切歯、犬歯、第一・二小臼歯、第一・二・三大臼歯、(6歳臼歯:第一大臼歯)(親知らず:第三大臼歯)。乳歯は切歯から第2小臼歯まで生え変わる。 |
| 歯の機能 |
食物の咀嚼(そしゃく:かみ砕く)、嚥下(えんげ:飲み込む)、発音、顔貌等に関わっている。 |
| 歯の交換 |
4歳時になると永久歯の切歯の形成にともない、乳切歯の歯根の吸収が始まる。吸収が進むと乳歯は動揺してきて最後には脱落し、6歳頃から永久歯への交換が始まる。 |
| 歯の構造 |
歯は歯冠部(しかんぶ:歯ぐきから出ている部分)と歯根部(しこんぶ:歯ぐきに埋まっている部分)からなり、歯の中心(根管:こんかん)には歯髄(しずい)といわれる神経と血管がありその周りを覆うように象牙質(ぞうげしつ)がある。その外側の歯冠部にはエナメル質が、歯根部にはセメント質と呼ばれる部分がある。 |
| 歯の神経 |
歯髄(しずい)と呼ばれ、痛みを感じる感覚受容器や細い血管、リンパ管などが集まっている組織のこと。歯に酸素や栄養を運んだり、排泄物を取り除いたりする。 |
| 歯の番号 |
前歯から奥歯に向かって、一つ一つの歯につけられている番号のこと。
→「歯の名称と歯の寿命について」
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| 歯の漂白 |
歯についた色素を溶かし歯を白くします。ブリーチング、ホワイトニングとも言う |
| パノラマX線 |
口全体を1枚もしくは2枚のX線フィルムに撮影するX腺(レントゲン)機器。顔の周りのカメラが回って撮影する回転方式と、口の中に細いX線管を入れて撮影する体腔管方式の二つがある。回転方式のパノラマX線は、パントモX線、オルソパントモX線と呼ばれることも多い。 |
| パラジウム |
原子番号 46、元素記号Pd、白金族元素の一つ。貴金属にも分類される。自動車用触
媒やハイテク分野を中心として工業用需要が9割以上を占める。
歯科では金銀パラジウム合金として、詰め物や冠などに使用する。→金パラ |
| パラデンタルスタッフ |
歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、受付、看護師、栄養士、機能訓練士、歯科材料店など歯科医師とともに歯科医療を支える重要な役割を担うスタッフのこと。最近はコ・デンタルスタッフと呼ばれることが多い。 |
| パントモX線 |
装置が固定された顔の周りを回りながら撮影していくX線(レントゲン)機器。1枚ですべての歯を撮影することができる。 |
| 斑状歯 |
特定の地域に集団的に発現する歯の表面に現れる白濁した模様を主体とする異常。歯が形成される期間に過量のフッ素化合物を含む飲料水を、過剰に摂取したことによって起こる石灰化不全である。 |
反対咬合
(はんたいこうごう) |
下の前歯が上の前歯よりも前に出ている噛み合せの状態のこと。受け口とも呼ばれる。 |
| 翻転(はんてん) |
外科的治療の際に行う処置。例えば歯周病がひどい場合は、歯肉(歯ぐき)を切開し、その部分を剥離翻転(はがしてひっくり返す)して、歯の根の奥にある沈着物を取り除いた後、歯肉を元に戻して縫合する。 |
| ひ |
Brx |
ブラキシズム(歯ぎしり)の略。 |
| 鼻口蓋管のう胞(びこうがいかんのうほう) |
鼻と口をつなぐ管(くだ)にできるうみの袋のこと。 |
| BOP |
Bleeding On Probingの略。先端に目盛りのついたプローブという探針を使って歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)の深さを調る際に、出血すること。出血するのは歯ぐきの奥にプラーク(歯垢)があるため。 |
| BT |
bite takingの略で、入れ歯やかぶせ物などを作る際、上下の歯の噛み合せの位置関係を決定すること。咬合採得(こうごうさいとく)とも呼ばれる。 |
| P |
Periodontal Diseases(歯周病)の略。歯周病とは、歯垢(プラーク)が歯と歯ぐきの間の溝(歯肉溝)にたまり炎症を起こす病気。進行度によりP1・P2・P3・P4に分けられる。 |
| P処 |
スケーリング(歯についた歯石を除去)後、状態に応じて患部を消毒したりする歯周疾患の処置のこと。 |
| PCUR |
歯周ポケット掻爬(そうは)。歯の根についた歯石や細菌に侵された歯肉の一部を取り除いて歯周組織の炎症を改善し歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)を浅くする処置のこと。 |
| PGA |
白金加金(Platinum-added gold
alloy)のこと。白金加金とは、奥歯の治療などに使われる、白金(プラチナ)と金が主体の歯科用金属の一つ。 |
| PMTC |
プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略。歯科医師や歯科衛生士が歯垢(しこう)や歯石(しせき)、歯面沈着物(しめんちんちゃくぶつ)などをきれいに取り除くこと。 |
| PLI |
プラークインデックスの略。虫歯や歯周病の原因と言われるプラーク(歯垢)の付着状態のこと。 |
| PTC |
プロフェッショナル・トゥース・クリーニングの略。歯ブラシ、デンタルフロスなどで、歯の表面にこびりついた汚れや色素を落とす歯と歯ぐきのクリーニングのこと。専門器具を用いてさらに徹底的に行う歯面清掃はPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)と呼ばれる。 |
皮下気腫 (ひかきしゅ)
|
根の治療をする際、根の中(根管)を乾燥させるためにエアを吹き付けることにより空気が根の外の組織に出てしまったり、外傷により同様に皮下組織内に空気が入り柔らかく弾性のある腫瘤(しゅりゅう)ができた状態のこと。 |
表面麻酔
(ひょうめんますい) |
歯ぐきに液状、ジェル状、スプレー状などの麻酔薬を塗る・吹きかけるなどして、歯ぐき表面の知覚神経をマヒさせる麻酔法。麻酔注射の前に、注射の痛みをなくす目的などで用いられる。 |
| ふ |
ファセット |
上の歯と下の歯との噛み合わせによって生じる摩耗(まもう)面のこと。咬合小面(こうごうしょうめん)とも言う。 |
| フィクスチャー |
インプラント体の天然歯における歯根部にあたる部分で、現在は主にチタンあるいはチタン合金で出来ており、チタンにアパタイトをコーティングしたものも有ります。この部分をインプラントと呼ぶ場合もあります。 |
| フィステル |
ひどい虫歯や歯周病などにより、歯周組織にたまった膿(うみ)が流れ出る穴のこと。ろう孔とも呼ばれる。 |
| フェストゥーン |
歯ぐきのふちが、ロール状に浮き出たようになる、歯ぐきの形態異常のこと。 |
複雑窩洞
(ふくざつかどう) |
治療で虫歯を取り除くために削った穴が歯の複数面にわたること。 |
| 覆罩(ふくとう) |
虫歯が深くて歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)に近い場合、薬をつけて歯髄を保護する治療法のこと。 |
| 不正咬合 |
歯並びや、顎の位置関係などの噛み合せが悪いこと。咀嚼や顔貌形成、発育に悪影響がありむし歯や歯周病になりやすくなります。 |
| フッ化ジアンミン銀 |
乳歯の虫歯進行を抑制したり、象牙質知覚過敏症(ぞうげしつちかくかびんしょう)を治療したりする際に使われる薬剤のこと。塗布するとムシ歯の部分に染み込んだフッ化ジアミン銀の銀の部分が酸化するために歯が黒くなる。 |
| フッ素 |
水や食べ物に含まれている自然界の元素の一つ。フッ素は歯のエナメル質(歯の一番表面の組織)の結晶構造を丈夫にし、虫歯予防に効果があると言われている。 |
| フリーエナメル |
エナメル質(歯の表面を覆う一番硬い部分)自体は健康でも、その内側にある象牙質が健康でない状態になっているエナメル質のこと。外からの力に弱く、破壊されやすい。 |
| フルオロアパタイト |
フッ素が、歯の一番表面のエナメル質に含まれるハイドロキシアパタイト(リン酸カルシウムでできた歯や骨を構成する成分)に作用してできる成分。耐酸性が強く虫歯になりにくい歯をつくる。 |
| フルデンチャー |
歯が一本もない場合に入れる総入れ歯のこと。総義歯(そうぎし)とも言う。 |
| Pul |
歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)が炎症を起こす歯髄炎(しずいえん:Pulpitis)のこと。 |
| フレミタスタッチ |
上顎の唇側、あるいは頬側歯面に術者が指をあて(腹の面)患者に嵌合位あるいはさまざまな方向での運動をしてもらい、咬合紙では判断がつきずらい「つきあげ」や「側方運動時の早期接触」などの歯牙のあたり具合を術者の指の感覚で知ること。 |
| フロス |
歯と歯のすき間の歯垢(プラーク)を取り除くための糸ようじ。 |
| ブラケット |
矯正治療に使う、歯とワイヤーを固定させる装置。 |
| ブラッシング |
歯磨き。歯についた歯垢をとり、歯肉のマッサージをする事。むし歯、歯周病の予防で大切。 |
| ブリーチング |
歯を削らず、漂白剤を使用して歯の色を白くする方法。 |
| ブリッジ |
歯のない部分の両側の歯を削り、かぶせ物でつなげる治療法。架工義歯とも言う。 |
| プラーク |
歯の表面につく沈着物。ペリクルの上に形成され、約70%が細菌でできている。細菌の温床となることから、ムシ歯や歯周病の主な原因になり、口臭や外観不良の原因にもなる。歯垢、歯苔とも言う。 |
| プラークコントロール |
歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)の発生を、歯磨きや食生活の改善などで予防すること。 |
| プラズマライト |
歯の色を白くするホワイトニングに使われる強力な光線のこと。歯に塗った漂白剤の作用を促進させる。 |
| プレシャスメタル |
金の含有量が75%(18カラット)以上の、高純度の金が含まれた歯科用金属。保険適用はなし。 |
| プロ−ビング |
先端に目盛りのついたプローブという探針を使って歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)の深さを調べること。 |
| プロ−ビングデプス |
歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)の深さのこと。 |
| プロビジョナル |
治療の際、詰め物やかぶせ物が入るまでの間使用する、仮の歯や仮の入れ歯のこと。 |
| へ |
PH(ぺーハー) |
水素イオン指数。数値が小さいほど酸性であることを示す。食べ物を口にすると、口の中の細菌(ミュータンス菌)が食品に含まれる糖質を分解し、副産物として作られる酸によって、口の中のPHが低下する。歯が長時間にわたってひんぱんにこの酸にさらされると虫歯になりやすい。 |
| ヘッドギア |
矯正治療(歯やアゴの形を整え、健康な噛み合わせと美しい歯並びを作り出す)などで歯やアゴの固定源として使われる装置のこと。 |
| ぺリオ |
歯を支える歯ぐきや歯槽骨(しそうこつ)などの歯周組織および歯周病治療のこと。 |
| ペリコ |
智歯周囲炎(ちしゅういえん)のこと。半分埋まったままの親知らずと歯ぐきとの間に、食べかすがつまったりするなどして細菌の増殖が起こり、歯ぐきに炎症をおこす病気。親知らずを抜かない限り再発を繰り返す。 |
| ペリクル(獲得被膜) |
歯の沈着物。歯がだ液に覆われると歯の表面に形成される、だ液由来の糖たんぱく質の被膜。歯に対する害はなく、歯の保護膜として働く。 |
| ペル |
歯根膜炎(しこんまくえん)のこと。歯根膜炎とは、虫歯がかなり進んで歯の根の周りの歯根膜に炎症を起こす歯の根の病気。 |
| ほ |
放射線性顎骨骨髄炎(ほうしゃせんせいがくこつこつずいえん) |
放射線治療の副作用によってアゴの骨の骨髄の中に発生する重い感染症。口腔ガンへの放射線治療の際、歯の根っこに膿(うみ)があるひどい虫歯などが感染源となって発症する。 |
| 訪問歯科診療(ほうもんしかしんりょう) |
歯科の往診。体が不自由、病気で寝たきりなど、歯科医院への通院が難しい患者さんのいる家庭、施設、医院へ歯科医師、歯科衛生士が出むき診療を行うこと。 |
| 補強線 |
入れ歯を補強するため、床と呼ばれる土台の部分に埋め込むワイヤー(線)のこと。 |
保険点数
(ほけんてんすう) |
健康保険を使って治療する際、その内容に応じて医療機関が国にいくら請求すればよいのかを定めた「診療報酬点数表」に記載されている点数のこと。
この保険点数を基に診療内容を取りまとめた診療報酬明細書(レセプト)を作成し 「支払基金」に医療費の請求を行う。 |
保隙装置
(ほげきそうち) |
乳歯の生え代わり以前に喪失した部位を後から出てくる永久歯のために固定しておくための装置のことです。 |
| ポケット測定 |
歯周ポケットの深さを計測し歯周病の進行を検査する。 |
| ポスト |
かぶせ物を歯に取り付けるための土台のこと。 |
| ポーセレン |
陶材のこと(セラミックスの一種)天然の歯に近い色調になる。 |
| 保存治療 |
歯や歯髄(しずい:歯の神経)をできるだけ抜かず、天然歯の保存を目指してすすめる治療。 |
| 補綴(ほてつ) |
歯を削った部分や歯が抜けてなくなった部分へ詰め物、かぶせ物、入れ歯などを入れること。 |
| ほ乳びんう蝕 |
ほ乳びんを用いて長時間かけて液体を飲用することによって、上顎乳前歯部に多く見られるう蝕。牛乳、母乳でも注意が必要。糖を含む物、就寝前の飲用は避けるべき。 |
| ホームブリーチング(ホワイトニング) |
歯科医師の指導を受けながら、患者さん自身が家庭で行う歯の漂白のこと。漂白剤を塗ったマウスピース(トレー)を一日数時間、2〜4週間ほど装着して、歯を削らずに歯の色を白くする。 |
| ホルムクレゾール |
歯の根の治療の際に使用される、根幹消毒剤(こんかんしょうどくざい)のこと。 |
| ホワイトゴールド |
金にパラジウムなどを加えた治療用金属のこと。色は銀色に近く、変色に強い。 |
| ホワイトニング |
漂白剤を使用したり、歯を表面を薄く削りセラミックの歯を接着させて歯の色を白くする方法。 |