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学童期のQ&A

永久歯が成長してきて乳歯の根の付近に圧をかけると、生物学的なシグナルが出て、骨の中にある「破骨細胞」という骨を分解する細胞が、「破歯細胞」という歯を分解する細胞に変化します。この細胞から乳酸、クエン酸、コラーゲンを分解する酵素などが盛んに放出されて、乳歯が分解されていきます(歯根吸収といいます)。しかしながら、乳歯と後から出てきた永久歯の位置がずれている場合、この反応が乳歯全体にバランス良く進まずに乳歯の根が一部残ることがあります。また、位置が良くても細胞に充分な力(吸収力)が無い場合などもあります。これらのような場合、生え変わりがきちんと進まなくなりいつまでも残存することがあります。 関連リンク:お口の構造

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「歯の外傷」と呼ばれていますが、乳歯の場合はぶつけたことにより歯の中の神経(歯髄)が循環不全に陥り、壊死という状態になりやいのです。この場合歯全体が灰色に変色してきます。この変化には早くても1〜2週間,遅ければ数ヶ月要する場合もあります。したがってぶつけた直後に痛みがない、グラグラしないなどの理由で「何でもない」という判断はできないのです。気づかない間に神経が壊死になり、これを更に長期間放置しておくと「異常歯根吸収」といって生え変わりでもないのに根が分解・吸収されて、抜けてしまうこともあります。あるいは逆に生え変わりの時期になっても「晩期残存」といって永久歯に生え変わらないこともあります。いずれの場合も歯並びに非常に悪影響を与える可能性が高いといえます。
一方、永久歯の外傷においては、乳歯の様に「異常歯根吸収」というのはあまり起きないのですが、歯の喪失によって物が噛みにくくなったり、審美障害がおこります。喪失した歯を適切に補うことが大切ですが、成長期の場合、成長に伴い顎も大きくなりますので複数の歯にまたがり固定される「ブリッジ」を入れると、その部分の成長が抑制されることがあります。その場合は一時的に取り外して調整のできる入れ歯のような形をした「保隙(ほげき)装置」を利用することもあります。このように「歯の外傷」の影響は年齢や歯の状態によって様々ですので、自己判断をせずに歯科医院を受診して下さい。



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歯は通常、乳歯列期で20本、永久歯列期で28本、これに智歯(親知らず)が人により1〜4本加わります。それ以外の歯が過剰歯となりますが、顎の中のどこにでも発生する可能性はあるのですが、最も頻度の高いのは上顎の中央部分です(正中過剰歯、埋まっている場合は正中埋伏過剰歯といいます)。
日本人では0.3〜0.9%の頻度といわれています。図5のように過剰歯が埋まっている部分は前歯が大きく離開してしまうことが多いのです。これを摘出すると写真中と写真下のように、特に矯正治療などしなくても離開していた部分は改善されることもあります。
摘出しないで放置されており、成人になって見つかる場合もありますが、歯並びや周囲の歯に影響がない場合は様子をみることが多いようです。幼児期で過剰歯自体が形成中の場合、非常に稀ですが歯を作る細胞に由来する良性腫瘍へ変化する場合もあります。
摘出する時期としては、低年齢すぎると処置に耐えられません。周囲の永久歯形成への影響を考慮すると概ね6〜7歳に処置することが多いようです。
レントゲンなどで定期的に観察しながら摘出の時期や方法を相談していくのが良いと思われます。



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「形成不全症」とは歯が顎の骨の中で成長している間に、何らかの影響(細菌感染、薬剤、全身疾患、まれに遺伝的要因などさまざま)を受けると歯を形成する細胞が正しく機能せずに石灰化不全(充分に硬くならなかった)、や減形成(形成される量が少ない)あるいは歯の結晶が不規則になる、などが起きることがありますが、これらの総称です。重症の乳歯虫歯を長期間放置した場合、乳歯の後の永久歯周囲に侵入した細菌により「形成不全症」が起きる場合がしばしば見られます。
この変化は表層の「エナメル質」に起きる場合と内部の「象牙質」に起きる場合があります。白く濁ったような色をしていたり、表面がボソボソしたりします。また歯全体が茶色っぽくなることもあります。いずれも歯が出てきた直後から観察されます。これらの状態では歯質が弱いので酸に対しての抵抗性も低く虫歯になりやすかったり、硬度が低いので磨耗しやすく知覚過敏症になりやすかったりします。フッ素による予防を心掛けるとともに適切な歯磨き方法を身につけていただきたいと思います。

糖分が口腔内に入ってくると生息しているさまざまな細菌のうち、虫歯に関わる細菌が糖分を分解して酸を作り出します。糖の種類によって細菌が分解する早さは変わりますが、おやつの中に多く含まれるショ糖はもちろん、母乳や粉ミルクの中に含まれる乳糖でも最終的には酸が作られます。酸が作られると口腔内は大きく酸性に傾いていきます。酸性度が一定のところまで強くなると、歯の表面からカルシウムなどがどんどん抜け出してきます。このようにして「微小な破壊=微小な虫歯」が発生します。しかし、しばらくすると唾液の成分が作用して酸性度が中和され、更に時間が経つと唾液中のミネラルが歯の表面に沈着して、一旦は破壊されかけた表面を修復します。これを「再石灰化」といいます。
口の中では1日中この現象が繰り返されます。これらのことから、頻繁に間食を食べたり母乳を与えたりすると口腔内は常に酸性の状態になり、酸性度が回復できなかったり再石灰化が起きなくなり、ひいては表面が修復されなくなってしまうと考えられています。このような食習慣を続けているとやがて目に見える程度に大きくなった多数の虫歯が同時に発生してきます。したがって間食の回数が多いほど虫歯の発生が多くなるのは自明なのです。
「だらだら食べない,与えない」、メリハリのある規則正しい食習慣と清掃が重要であるということが良く分かると思います。

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まず「永久歯の回避現象」ということがあります。これは、先行する乳歯の根の部分に大きな病巣があると、後から出てくる永久歯がこれを避けるように骨の薄い側へ方向を変えてしまうことです。
レントゲンでわかることもありますが永久歯が出てきてはじめてわかる場合もあります
また、抜歯されたり歯と歯の間に大きな虫歯ができたりすると隙間が生じます。すると歯同士の接触関係が失われ、この状態が長く続くと両隣の歯が傾いたり、移動する場合があります。特に最後尾の乳歯が移動すると、その後方から生えてくる6歳臼歯(第1大臼歯)の位置もずれて生えてきます。その結果、上下の歯の位置関係が変化したり、ずれた6歳臼歯の前方スペースが減少してそこに出てくる永久歯の生える場所が狭くなるなどします。さらに、大きく崩壊した歯が存在するとかみ合わせの歯との間に上下的な隙間ができてしまいます。その状態が長く続くと、隙間をなくすようにして崩壊していない側の歯が延び出てきて、歯並びのスムーズな連続性が乱れてしまいます。このような変化は乳歯のみならず永久歯でも同様に起きてきます。痛くないからといって自己判断で様子をみるのは場合によっては状態を悪化させますので、歯科医師に判断してもらいましょう。

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