|
1.授乳期
母乳以上に優れた栄養品をつくりだすことは、不可能で「できるかぎり母乳で赤ちゃんを育ててほしい」というのが、すべての専門医の願いです。しかし、母乳をやりたくてもどうしてもお乳の出が悪いお母さんや、仕事の関係上、何回かは粉ミルクに頼らざるをえないお母さんも大勢いいます。
この場合、大切なのは、人工乳に砂糖などの甘味を加えないということです。赤ちゃんの時期に甘いものを与えてしまうと、早くから甘いもの好きの子どもになってしまう可能性があります。ただし、市販の粉ミルクには「乳糖」が加えられています。しかし、この乳糖による甘味の習慣化は心配する必要がありません。母乳にも粉ミルク程度の乳糖が入っています。問題は、お母さんがミルクに砂糖を加えることです。
果汁を与える場合にも、ほとんどの市販品のものに砂糖が入っており、危険です。ここで、注意して欲しいことは、天然果汁100%と書いてあるものも果汁は100%でも、その果汁の酸味を和らげるために砂糖など入っています。果汁は自家製のものを与え、しかもそれを2,3倍に薄めてあげましょう。
←赤ちゃんは、必然とお母さんの優しい顔を見るようになり、お母さんは逆に赤ちゃんの顔を見ることで信頼関係が作られ、おっぱいもたくさん出るようになる。
→また、哺乳瓶で人工乳や果汁を与える場合、出が悪いといって乳首の穴を大きくしないでください。乳首を吸う力が弱くなる可能性があります。
2.離乳期
離乳期は、ちょうど乳歯がはえ始める時期にあたります。ですから、本格的なむし歯予防が必要になってきます。砂糖の入った飲み物やお菓子を与えることによって、甘味に対する嗜好が強まり、むし歯の直接原因となってしまいます。こういったことは最近のお母さん方は十分知っています
しかし、意外と知られていないのが、「ダラダラの授乳がむし歯をつくる」ということです。特に、眠りにつきながらの哺乳は適切な時期がきたら中止することが大切です。母乳栄養児の場合、添い寝しながら与えることが多いため、人工乳栄養児よりむし歯になりやすいというデータもあります。母乳だから安心とはいえません。
年齢が進むにつれて哺乳回数を少なくし、牛乳をコップで飲ませたり、ニンジン、セロリなどで「野菜スティック」をつくり、しゃぶらせたりかじらせたりするのも、大きなむし歯予防効果があるだけでなく、野菜好きの子どもにすることができます。野菜に含まれる繊維には、汚れをとり去る歯ブラシ効果もあります。
←果汁は、なるべく自家製のものを、そして2,3倍に薄めてあげてください。
→小さいときから野菜スティックで、本当の野菜の味を覚えさせるとともに歯が生えてくる歯ぐきかための意味でもよい。
|